辛いことと楽しいこともある不倫

仕事と恋愛は切っても切れないものです。というのも、一方がなければもう一方が成り立たない場合がほとんどだからです。

恋愛をするのに、仕事は必要ないのではないかと思われる方もいるでしょう。しかし、遊ぶためには仕事をしてお金を貯めておく必要があるのです。そしてそれだけでなく、仕事という義務が適度にストレスを与えることによって、その後にある恋愛をさらに素晴らしいものにしてくれるのです。

必ずしも全ての人にこの理屈が当てはまるというわけではありません。とはいえ、少なくともひとみはそう考えていました。辛いこと、大変なことがあっても、恋愛がそれを何倍にも素晴らしいものへと変えてしまうのです。

ですから、辛ければ辛いほど、苦しければ苦しいほど良いのです。そうやって彼女は自分なりの恋愛を楽しんでいるのでした。ひとみは不倫を頻繁に利用していますが、決してただの快楽目当てではありません。

不倫を通じて巡り会った相手と真剣に向き合っているのです。もちろん、時には感情的になってしまったり、自分勝手なことを言ってしまったりすることもあります。けれども、それだけ相手に自分を預けることができるというのは相手を信頼しているからこそなのです。

不倫サイトを始めてから何年も経っていますが、ひとみは仕事と恋愛をうまくこなしています。そしてそのどちらもなくすことはできない大切なものなのです。辛いことがあるときも、楽しいことを想像して頑張れる、楽しいことは辛いことの後だからこそ何倍にも楽しめるのです。

不倫の関係性

ひとみは好きな男性を一人に絞ることはしませんでした。彼女は贅沢や無駄はあまり好きではありませんが、自分の気に入ったものに関してはとことんやります。

ひとみが一時期はまっていたダイビングでは、彼女は休みを取って一人で沖縄まで出かけました。そして資格まで取得してしまうほどやりこんだのです。

彼女は好きな人がいればその人と一緒にいるだけで満足することができました。二人で共に過ごすだけで他には何もいらないという反面、相手を一人に決めることができないという矛盾した一面も持ち合わせていました。あの人も好きだけどこの人も好きというように、好きな人を何人か同時に作っていたこともありました。

ひとみは好きな人を一人に決めてしまうとどうしても気持ちが重すぎてしまうような気がしていたのです。そんなわけで、彼女は不倫をしていても現実に彼氏がいたし、彼氏がいても不倫で新しい出会いを求めていたのでした。

何人もの男性と同時につき合うというのは、はたから見れば良いイメージを持たれないのではないでしょうか。しかし、ひとみの場合は何と言うか、汚さがないのです。

純粋な恋、と言えば良いのでしょうか。恋多き女性はどうしても遊び人のように思われがちですが、ひとみは綺麗な恋愛をしているのです。相手に優先順位をつけるなんて一切していませんし、自分がモテるからといって傲慢な態度を取ることもないのです。

不倫を利用していたとしても、彼女の謙虚な恋愛観が美しい恋愛を生んでいるのです。