結婚という目標

ひとみは今、重大な分かれ道にさしかかっています。
自分にとって一番大切な人を選ばなくてはならない時期に入ったのです。

彼女には合コンで知り合った彼氏がいましたが、その人は夫にするには少し波長が合わないと感じていました。
もちろん、普通に話したり過ごしたりするのには問題ないのですが、何となく足りないものがある気がしたのです。

ひとみは不倫で知り合った人とも、何人か親しい関係を持っていました。
不倫サイトの彼らは彼女の境遇を何一つ知らない状態で親しくなり、彼女に必要な相手になりました。
ひとみは自分が必要な相手を決めることが、目標に向かって人生を歩むことに必要だと感じていました。
そしてなるべく早く決断を出すことが自分にとっても、相手にとっても良いのだと思っていました。

けれども、ひとみは誰を選べば良いのか決められませんでした。
誰かを選ぶと、他の人が傷ついてしまうのではないかと思ったのです。
そして自分にとってみんなが大切な人であり、必要な人であるからです。

今まで結婚を考えていなかった時期はそんなことを悩みはしませんでした。
けれども、今は結婚することが自分の人生に必要なことだと分かったので、彼女は新しい悩みを抱えることになってしまったのです。

不倫サイトで知り合った人とは、まだ誰とも会ったことはありませんでした。
そのため、彼女は彼らに会ってから決断しようと心に決めました。
会ってみて自分がどう感じるか、その新鮮な感覚に任せてみようと思ったのです。

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